コーンスネークにおすすめのシェルターはどれ!どんなものを選んだら、ペットが落ち着いて入るんだろう?失敗しない選び方も知りたいな。
この記事では、コーンスネークのおすすめシェルターをご紹介します。ドライ型・ウェット型・ウォーター型の3タイプをご用意したので、きっと気に入る商品が見つかります。
シェルター選びのポイントも解説するので、買い物に失敗することもありません。コーンスネークにとって最高に落ち着く環境を作りたい方は、どうぞ最後までご覧ください!
コーンスネークにシェルターは、いらない?いる?
コーンスネークにシェルターは必要です。理由はシンプルで、シェルターはコーンスネークに安心感を与えるからです。
自然界では、彼らは穴や岩の間に隠れて安全を確保しています。だからペットとして飼う時も、同じように隠れ家が必要となるのです。
また、シェルターは体温調節にも役立ちます。暖かい場所と涼しい場所ができるので、コーンスネークは自分で体温をコントロールできるわけです。
コーンスネークに快適な空間に与えたいなら、適切なシェルターを用意しましょう。選び方については、本記事を見ればカンタンにわかります。
コーンスネークのシェルターの選び方
コーンスネークのシェルターは、数多くの商品が販売されており、迷う方も多いでしょう。そこで、おすすめの商品をご紹介する前に「シェルター選びのポイント」を解説します。
シェルターは「何でも良いから設置すればOKでしょ!」と思っていたら大間違い。コーンスネークの生態や飼育スタイルに合わせたものを選ぶ必要があります。今回紹介するのは、以下の3つのポイントです。
- 大きさで選ぶ
- タイプで選ぶ
- 見た目で選ぶ
大きさで選ぶ
コーンスネークを始めとしたヘビ類は「正の走触性」が強いので、体が何かに密着していると落ち着きます。そのためシェルターは「サイズ選び」が非常に重要です。
大きすぎると体が触れないし、小さすぎると窮屈で体が収まりません。つまりシェルターに入ってほしいなら、ぴったりサイズを選ぶ必要があります。
シェルターに入るときは、とぐろを巻いた状態なのでその大きさに合わせたものを購入しましょう。またコーンスネークの成長に合わせて、シェルターもサイズアップさせてくださいね。
タイプで選ぶ
コーンスネークのシェルターは、大きく分けて「3つのタイプ」があります。それぞれメリットが違うので、個体や飼育スタイルに合わせて使い分けましょう。
- ドライシェルター:外側も内側も乾燥した一般的なもの
- ウェットシェルター:上部に水を貯めると、内部が高湿度になるもの
- ウォーターシェルター:生体が入れる水入れにフタをしたもの
ドライシェルターは、爬虫類飼育で一般的に使われているものです。設置するだけで簡単に使い始められ、糞尿で汚れなければ掃除などの手間も掛かりません。
ウェットシェルターは、内部に高湿度スポットを作れるのが特徴です。ケージ全体が乾燥気味でも、高湿度スポットがあるだけで生体の逃げ場になります。まだ乾燥に弱いベビーの飼育に最適です。
ウォーターシェルターは、水入れと兼用で使われるのでケージの場所を取らないのが嬉しいところ。ケージが乾燥していると水分を求めて潜るので、加湿の手間が省けます。脱皮前に置いておけば、脱皮不全の対策として有効です。
見た目で選ぶ
「大きさ」と「タイプ」に合うものは最低条件。そのうえで、やはり自分が好きな見た目のシェルターを購入しましょう。お気に入りの飼育道具は、モチベーション維持に欠かせません。
最近では「シンプルで使いやすいもの」から「岩の洞穴を模したもの」まで、数々の商品が販売されています。きっとあなたの理想的なレイアウトに近づけるアイテムが見つかるはずです。
コーンスネークのおすすめシェルター10選
シェルターの正しい選び方がわかったところで、おすすめの商品をご紹介します。今回は以下の3つのタイプに商品をまとめました。商品数が多いので、いろいろと見比べてみてください。
- ドライシェルター
- ウェットシェルター
- ウォーターシェルター
ドライシェルター
両爬工房 ヘビ特化シェルター L/Mサイズ
ヘビのために開発されたヘビ特化型シェルターです。リアルで迫力のある造形で、満足感の高さはピカイチ。
上部に穴があり、自然の洞窟のような造りになっています。ヘビ特化型なだけあって、中に入ると体が密着しやすく、コーンスネークに安心感を与えてくれます。
サイズはL・Mの2種類があり、成長に合わせて選べます。コーンスネークのシェルターにお悩みの方にぴったりな製品です。
スドー ロックシェルターSP
レジン製の爬虫類用ドライシェルター。風合い豊かな岩石を模した、リアルな見た目は飼育者のモチベーションを高めてくれます。ずっしりと安定感があるので、生体が暴れまわっても倒れづらい製品です。
ビバリア グラニットケイブ
セラミック製の爬虫類・熱帯魚・小動物用のドライシェルター。さまざまな生物に対応しており、サイズのラインナップも広いので使い勝手がいい商品です。セラミック製だから水中で使っても水質に影響しません。
エキゾテラ レプタイルケイブ
ポリレジン製の爬虫類・両生類用のドライシェルター。平ぺったい構造により、コーンスネークの体全体を包み込めます。紫外線や日光からも守れるので、生体の隠れ家としてとても優秀です。ただしその分、姿が見えなくなるので好みが分かれるところ。
エキゾテラ レプタイルロック
ポリレジン製の爬虫類用ドライシェルター。岩をもしたリアルな造形がカッコよく、自然環境を再現したレイアウトになじみます。表面はゴツゴツ、ザラザラとしているので脱皮のサポートと便利です。また高さのある形状により、ケージ内で高低差を作れます。
ウェットシェルター
エキゾテラ モイストロック
陶器製の爬虫類用ウェットシェルター。シェルター天面のくぼみに水を入れると、内部が高湿度スポットに。底面があるので、パネルヒーター上でも温度が優しく伝わります。ざらついた表面により脱皮のサポートにもなるでしょう。
エキゾテラ モイストシェルター コーナー
陶器製の爬虫類用シェルター。天面のくぼみに水を入れると内部に高湿度環境を作れます。ケージ端の壁面にぴったり付けられるコーナータイプです。ケージの広さを確保しつつ、シェルターを設置できるのですっきりとした印象に。
ビバリア ハイドロボックス
ABS樹脂&陶器製の爬虫類用ウェットシェルター。シンプルイズベストな見た目で、洗浄しやすく、割れにくいのが特徴です。
ディッシュに水を入れると、簡単に高湿度スポットを作れます。陶器皿のみの販売もしているので、汚れたり割れたりしたら簡単に交換可能です。深い陶器皿に変えれば、水分量を増やせて加湿力と使用時間もアップできます。
スドー ウェットシェルター
陶器製の爬虫類用ウェットシェルター。素焼き・手作りのシェルターで、素朴な見た目が何とも可愛らしいと人気です。上部のくぼみに水を貯めるだけで、シェルター内部は高湿度スポットに。
マルカン ジオシェルター
陶器製の爬虫類用ウェットシェルター。素焼きでできた白一色のシンプルな見た目なので、モダンなレイアウトを構築したい方におすすめです。天面のくぼみは浅めに作られています。平面部分があるのでコーナーや壁面に設置しましょう。
ウォーターシェルター
プラスチック製の爬虫類用ウォーターシェルター。中にたっぷりの水を入れられ、水入れと兼用で使えます。サイズはS・M・Lがあるので、コーンスネークならベビーからアダルトまで対応可能です。
ウォーターシェルターは、加湿の手間を省いてくれ、脱皮不全の対策になるスグレモノです。下記の記事で「ウォーターシェルターの有用性」と湿度管理について解説しているので、気になる方は参考にしてください。
コーンスネークの適正湿度は?簡単に湿度管理・乾燥対策できる便利グッズを大紹介!コーンスネークのシェルターの設置場所
コーンスネークのシェルターは、パネルヒーターの真上にならない場所に設置しましょう。シェルターの居心地が良くて、ずっとホットスポットの上にいると「低温やけど」を起こす可能性があり危険です。また代謝も上がりっぱなしになるので、エネルギー消費も著しくなります。
「ホットスポットってなんのこと?」と思った方は、下記の記事を参考にしてください。コーンスネークを飼育するうえで大切な温度管理について解説しています。
コーンスネークの適正温度とは?冬場の温度管理をラクチンにする保温方法を解説!また上部のヒーターと近すぎると、シェルターの表面が高温になってしまいます。そのためできるだけ、ヒーターの真下は避けましょう。どうしてもスペースが足りない場合は、シェルターとヒーターの間に一定の距離を空けてください。
シェルターに関するよくある質問
最後にコーンスネークのシェルターに関するよくある質問にお答えします。どれも飼育初心者が一度は頭に浮かぶような内容です。今後の予備知識として、参考にしてくださいね。
- ①シェルターって絶対に必要なの?
- ②シェルターに入らない!
- ③シェルターから出てこない!
①シェルターって絶対に必要なの?
シェルターは、必ずしもすべての個体に必要とは言えません。むしろシェルターを設置することで、人間に慣れづらくなり餌付きが悪くなることも懸念されます。それでもシェルターを置く方がおすすめです。
たとえば臆病な個体や周囲に敏感な幼体時期、品種の特性上目が悪く光に敏感な個体などを落ち着かせるには有力な存在です。周囲の情報をシャットアウトすることで、生体にストレスを与えづらくなります。
また飼育をするうえで自分のモチベーションを高めたり、「これを置いたら喜ぶだろうな!」と思って環境を作ったりすることも、飼育者のエゴとはいえシェルターを置く理由のひとつです。
②シェルターに入らない!
コーンスネークがシェルターに入らないときは、サイズや材質、周囲の環境の見直しが必要です。
シェルターは生体がとぐろを巻いた状態にぴったりな大きさがベストです。また飼育者が良かれと思っても、コーンスネーク自身がシェルターの材質を気に入らなければ入ってくれません。
さらに周囲の環境も影響してきます。シェルターを置いた場所にすきま風が当たっていたり、日光が降り注いでいたりすれば生体は落ち着かないでしょう。
③シェルターから出てこない!
シェルターから出てこないのは、その場所がコーンスネークにとって居心地がいいからです。シェルターから出てきてほしいからといって、無理やりひきづり出してはいけません。
飼育を始めたばかりのときは、環境になれないのもあってシェルターに隠れがちです。ハンドリングなどでストレスを与えず、しばらく様子を見るようにしましょう。
そしてシェルター外の環境も落ち着ける環境にできているかチェックしてください。温度や日光、湿度、外敵、床材など、気をつけるべきポイントはたくさんありますからね。
シェルター選びはコーンスネーク飼育の醍醐味!
今回は「コーンスネークのおすすめシェルター」をご紹介しました。商品数も種類も多いシェルター選びは、飼育の醍醐味。本記事のラインナップを参考にして、飼育者であるあなた自身もペットも気に入るシェルターを探してみてください。
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