【厳選】蛇のおすすめ水入れ7選|ヘビが水浴びするメリット【入らないときの対処法】

【厳選】蛇のおすすめ水入れ7選|ヘビが水浴びするメリット【入らないときの対策】

初心者
初心者

蛇のおすすめの水入れを知りたい!どのくらいの大きさを選べばいいの?そもそも水入れが必要な理由は?

今回は「蛇のおすすめ水入れ」をご紹介します。水入れは蛇にとって、生活の快適さや生死に関わる大切なアイテムです。

紹介する商品は「岩肌を模したもの」や「シンプルで洗練されたもの」までいろいろ。きっとあなたと蛇が気に入る水入れが見つかります!

蛇が水入れに入る理由

蛇が水入れに入る理由

蛇が水入れに入るのは、水浴びをするためです。もともと水場に生息する蛇や単純に水浴びが好きな個体もいます。しかし多くの場合は、以下の理由で水入れに入ります。

  • 脱皮前でいつも以上に水分や湿気が欲しい
  • ケージ内が暑すぎるので涼しい場所にいたい
  • 体にダニが付いてしまったので落としたい

蛇にとって水入れは「イレギュラーな事態を回避する」ために、必須のアイテムです。そのため蛇を飼育するときは、確実に水入れを設置しましょう。

蛇の水入れの選び方

水入れは、水が入れば何でもかんでもいいわけではありません。蛇にとって水入れは飲水の補給所であり、お風呂であり、居室であります。きちんとした基準で、選ばなければいけません。

水入れを選ぶときのポイントは、以下の3つです。

  • 大きさ
  • デザイン
  • メンテナンス性

大きさ

もっとも重要なポイントが大きさです。水入れを選ぶときは「蛇がとぐろを巻いたときすっぽりハマるサイズ」がベストとなります。

蛇に「正の走触性」という特性があり、体がなにかに密着していると落ち着きます。水浴び用の水入れは、大きすぎても小さすぎてもいけないわけです。

まずは自分の蛇がすっぽり入る大きさか、チェックしてみてください。もちろん成長に合わせて、水入れもサイズアップが必要です。

デザイン

理想的なレイアウトを作るのは、爬虫類飼育の醍醐味です。水入れを選ぶときは、大きさが合っていれば、次はデザインを重視しましょう。

最近では「岩肌を模したもの」「陶器の可愛らしい家」「中が丸見えのタッパー」など、さまざまなジャンルの水入れが販売されています。

後ほどご紹介するおすすめの商品から、選んでみてください。

メンテナンス性

蛇はときどき水入れの中で排泄します。その後、水入れが出てきて動き回り、あちこちを汚すこともあるでしょう。そうなれば当然洗浄と水交換が必要です。

リアルな岩肌を模したゴツゴツした水入れは、洗浄が大変面倒です。糞尿がすき間に入り込んだりします。その点、ツルッとした陶器製やプラスチックタッパーは簡単です。

水入れを選ぶときは、メンテナンスの簡単さも気にしてください。デザインと利便性、どちらを優先するかは飼育者次第です。

蛇のおすすめ水入れ7選

ビバリア バブルディッシュ

ケージの角に置くことを想定したデザインで、2面が岩肌、もう2面が平らになっています。外側がゴツゴツでも、中側は平らなので洗いやすいのもポイント。大きさも3段階あり、成長に合わせて買い替えやすい商品です。

ジェックス ウォーターディッシュ

エサ用に作られた容器ですが、水入れとしても使える商品。生体が水の中に出入りしやすいよう、内側に段差を設けているのが珍しいところ。サイズも3段階で色味も変わらないので、買い替えてもレイアウトを壊しません。

ズーメッド レプティランプボウル

水入れの外側がなだらかな傾斜になっている水入れ。サイズにより色味が一気に変わるので、好みがわかれるでしょう。特にXLサイズは、殺風景なレイアウトに設置すれば強烈なアクセントに。

ズーメッド レプティロックウォーターディッシュ

ゴツゴツしすぎず、目立つ色でもないシンプルな水入れです。サイズにより色がすべて変わるのが面白いポイント。若干浅めの作りなので、たっぷり水を入れたい人は注意してください。

ズーメッド レプティロックコーナーボウル

他の水入れとは一線を画した形状の水入れ。ケージの角に置くと、内側に向けて扇形に広がるデザインです。深めに作られているので、たっぷり水を入れられます。知る人ぞ知る、おすすめ商品です。

陶器製タッパー

「シンプルにタッパーでいいけど、軽いと生体が倒しちゃうんだよなあ」といった悩みを抱えている方はこれで解決。陶器製のタッパーに水を入れたら、そうそう倒して水をこぼすことはありません。フタの中心に穴を開ければ、ウォーターシェルターにもなります。

プラスチック製タッパー

とにかくコストパフォーマンスを追求した水入れ。といっても、フタに穴を開ければ、ウォーターシェルターとして十分機能します。ビジュアルにこだわらない、ミニマリストな飼育者におすすめです。

蛇の水入れに関するよくある質問

蛇の水入れに関するよくある質問

最後に、蛇の水入れに関するよくある質問にお答えします。蛇飼育初心者なら、誰しもが一度は感じる疑問なので、一読しておきましょう。

  • 水入れに入らない!
  • 水入れに入りっぱなしだけど大丈夫?
  • 水入れをすぐひっくり返します

水入れに入らない!

「せっかく水入れを用意したのに、蛇が入らない!」ということもあります。そんなときは、入らない原因を取り除いていきましょう。

  • 水入れの大きさが小さい・大きい
  • 中の水が古くて汚い
  • 水の温度が高い・低い
  • 水浴びが嫌いな個体である

水入れの大きさは、とぐろを巻いた状態の体がすっぽりハマる程度です。いま一度大きさが間違っていないか、チェックしてみてください。

中の水が原因で、水入れに入らない可能性もあります。特にヒーターやパネルヒーターの影響で、水が熱すぎることも。そのときは設置場所を動かして様子を見ましょう。

それでも水入れに入らないときは、そもそも水浴びが嫌いな個体かもしれません。無理に入れる必要はないので、そっとしておきましょう。

水入れに入りっぱなしだけど大丈夫?

「蛇が水入れにずっと入りっぱなしだけど、大丈夫?」という悩みをよく聞きます。このときは決して放置せずに、その原因を探ってみましょう。

  • 単純に水中にいるのが好き
  • 脱皮前につき水分を補給したい
  • ケージ内や床面の温度が高すぎる
  • ダニが付着しているので落としたい

ケージ内の空間や床面の温度が高いかもしれないので、きちんと温度計で計測しましょう。その蛇に合った適正温度を維持できるようにしてください。

一番注意したいのは、ダニの付着です。生体を持ち上げて、表面だけでなくウロコのすき間なども確認してください。もし見つかったら、動物病院にかかるなどして早急に対処しましょう。

水入れをすぐひっくり返します

「見てない間に、水入れをすぐひっくり返すんです」という悩みは、ボールパイソンなどのパワフルな蛇を飼うときにありがちです。

プラスチックタッパーを使っているときは、もう少し高さがなくて重たいものに変えてみましょう。また中の水が多いと安定感が増すので、水量を調節するのもおすすめです。

成長に合わせて買い替えよう

今回は「蛇のおすすめ水入れ」をご紹介しました。意外にも水入れは、飼育者にとっても蛇にとっても大事なアイテムです。成長に合わせて、適した大きさの水入れを設置しましょう。