【厳選】ボールパイソンのおすすめシェルター8選【必要orいらない理由】

ボールパイソンのおすすめシェルター

ボールパイソンの飼育環境をより良くするためには、適切なシェルターの設置がとても重要です。しかし、「そもそもシェルターは必要なの?」「どのシェルターを選べばいいの?」と疑問をお持ちの方も多いでしょう。

私たちはシェルター専門店として、これらの疑問にプロの目線からお答えします。この記事では、ボールパイソンに最適なシェルターの選び方から、私たちが厳選したおすすめのシェルターまで知ることができるのです。

シェルター選びで失敗しないためのポイントを知らないまま、買い物をしてはいけません。「せっかく買ったのに、中に入らなかった…」という事態を避けられないからです。

シェルター選びに迷っている方は、この記事を上から下まで参考にしてみてください。おすすめ商品だけ知りたい人は、目次からご覧ください。

ボールパイソンにシェルターは必要なのか?

ボールパイソンにシェルターは必要なのか?

ボールパイソンにとってシェルターは実際には必須です。一部の人々はボールパイソンがシェルターなしでも生活できると思うかもしれませんが、これは誤解です。

自然界では地下の穴や倒木の下など、安全な場所で大半の時間を過ごします。これは彼らが外敵から身を守るため、また体温を調節するためです(Example)。

したがって、飼育環境でも同様にシェルターを提供することが必要です。これにより、ボールパイソンは自然な行動を取り、ストレスを感じにくくなります。

シェルターによって作るべきレイアウトとは

シェルターを効果的に活用することで、ボールパイソンに健康と快適さを与えられます。

例えば、シェルターを設置することで、温度や光を遮った空間と遮らない空間の二つができます。この空間を使い分けることで、ボールパイソンは体温調節をしたり、身を隠してストレスを軽減したりできるのです。

ケージ内に自然環境を作り出すことも大切です。ボールパイソンが自然にいるような感覚を与えれば、伸び伸びとした活発な行動が見られます。

岩石のようなロックシェルターを置いたり、落ち葉や木の枝を散らしたりすると、それらしい雰囲気が作れるでしょう。

理想的なボールパイソンのシェルターとは

理想的なボールパイソンのシェルターとは

生体にちょうどいいサイズ

ボールパイソンのシェルターのサイズは、生体にちょうどいいものが理想的です。なぜなら、ボールパイソンは、体にモノが密着していることで安全感を感じるからです。

シェルターが大きすぎると、生体は落ち着けません。一方で、シェルターが小さすぎると、窮屈すぎて身体が入りません。

つまり、シェルターのサイズは、ボールパイソンのサイズに合わせて調整することが重要です。気持ち大きいくらいのサイズを目指しましょう。

無害で清潔にしやすい材質

シェルターの材質は無害で、かつ清潔にしやすいものがベストです。

安心して飼育をする上で、無害なものを選ぶのは当然です。とはいえ、下手に自作などをせず、市販のシェルターを買えばほとんど安心でしょう。

ポイントは、清潔にしやすい材質や形状を選ぶこと。これから長い期間飼っていくにあたり、洗いやすく、ゴミがたまりにくいことが望ましいでしょう。

ボールパイソンのシェルターでいえば、プラスチック(ポリレジンを含む)や陶器(セラミック)などを選べば問題ありません。

カンタンに動かない重量感

シェルターはボールパイソンが動かせない程度の重さが理想的です。ボールパイソンが移動するとき、軽すぎるシェルターは簡単に動いてしまいます。

転倒して体表をひっかけたり、傷つけたりしたら大変です。シェルターが不意に動くと、ボールパイソンは驚き、ストレスを感じるかもしれません。

ポリレジンや陶器といった、しっかりとした重量感のあるシェルターがおすすめです。

脱皮のしやすいザラつき感

シェルターには、脱皮を助けるためのザラつき感が必要です。

ボールパイソンは脱皮をするとき、古い皮を剥がすために、何かに擦り付けようとします。ザラつき感のあるシェルターは、この行動を助けるので、脱皮をスムーズに進められます。

脱皮を助ける目的でザラつき感のある素材を選ぶことは、ボールパイソンの健康管理にとっても非常に大切と言えるでしょう。

飼い主が気に入るデザイン

シェルターは飼い主が気に入るデザインのものを選んでください。なぜなら、飼育環境を楽しむことも飼育の一部であり、飼い主が満足していると、ボールパイソンの世話をする意欲も高まります。

飼い主がシェルターのデザインや形状を気に入ると、レイアウト全体の美観が向上し、ボールパイソンとの時間をより楽しめるというわけです。

これまで紹介したポイントを押さえつつ、自分が気に入る商品を探してみてください。

ボールパイソンにおすすめのシェルター8選

両爬工房 ヘビ特化シェルター Lサイズ/Mサイズ

ヘビのために開発されたヘビ特化型シェルターです。リアルで迫力のある造形で、満足感の高さはピカイチ。

上部に穴があり、自然の洞窟のような造りになっています。ヘビ特化型なだけあって、中に入ると体が密着しやすく、ボールパイソンに安心感を与えてくれます。

サイズはL・Mの2種類があり、成長に合わせて選べます。ボールパイソンのシェルターにお悩みの方にぴったりな製品です。

スドー ロックシェルター Mサイズ

レジン製の爬虫類用ドライシェルター。風合い豊かな岩石を模した、リアルな見た目は飼育者のモチベーションを高めてくれます。ずっしりと安定感があるので、生体が暴れまわっても倒れづらい製品です。

ビバリア グラニットケイブ C シェルター

セラミック製の爬虫類・熱帯魚・小動物用のドライシェルター。さまざまな生物に対応しており、サイズのラインナップも広いので使い勝手がいい商品です。セラミック製だから水中で使っても水質に影響しません。

GEX EXOTERRA レプタイルロック シェルター Mサイズ

ポリレジン製の爬虫類用ドライシェルター。岩をもしたリアルな造形がカッコよく、自然環境を再現したレイアウトになじみます。表面はゴツゴツ、ザラザラとしているので脱皮のサポートに便利です。また高さのある形状により、ケージ内で高低差を作れます。

GEX EXOTERRA モイストロック シェルター Mサイズ

陶器製の爬虫類用ウェットシェルター。シェルター天面のくぼみに水を入れると、内部が高湿度スポットに。底面があるので、パネルヒーター上でも温度が優しく伝わります。ざらついた表面により脱皮のサポートにもなるでしょう。

GEX EXOTERRA モイストシェルター コーナー Mサイズ

陶器製の爬虫類用シェルター。天面のくぼみに水を入れると内部に高湿度環境を作れます。ケージ端の壁面にぴったり付けられるコーナータイプです。ケージの広さを確保しつつ、シェルターを設置できるのですっきりとした印象に。

スドー ウェットシェルター Lサイズ

陶器製の爬虫類用ウェットシェルター。素焼き・手作りのシェルターで、素朴な見た目が何とも可愛らしいと人気です。上部のくぼみに水を貯めるだけで、シェルター内部は高湿度スポットに。

マルカン ジオシェルター Mサイズ

陶器製の爬虫類用ウェットシェルター。素焼きでできた白一色のシンプルな見た目なので、モダンなレイアウトを構築したい方におすすめです。天面のくぼみは浅めに作られています。平面部分があるのでコーナーや壁面に設置しましょう。

ウォーターシェルター Mサイズ

プラスチック製の爬虫類用ウォーターシェルター。中にたっぷりの水を入れられ、水入れと兼用で使えます。サイズはS・M・Lがあるので、コーンスネークならベビーからアダルトまで対応可能です。

自作でもいいの?手作りシェルターの作り方

素人がシェルターを自作していいの?

ボールパイソンのシェルターを自作することは可能ですが、その際には注意が必要です。シェルター内に鋭利な部分や水漏れがあると、ボールパイソンが怪我をする可能性があります。

例えばカッターで切ったとき、ギザギザのまま設置してはいけません。体表をひっかけると、生体のうろこが剥がれたりします。またポロポロと剥がれてしまうので、必ずエッジ処理をしてください。

自作は手間がかかるし、一定の技術も必要です。不器用だったり、時間がない方は、市販のシェルターを利用するのが無難です。

市販品の多くは、ボールパイソンの安全と健康を考慮した設計となっています。

手作りシェルターの自作方法

ここでは、プラスチック製のウォーターシェルターの自作方法をご紹介します。

プラスチック製のタッパーは、基本何でも問題ありません。100円均一ショップに行けば、さまざまな種類のタッパーが手に入るのでおすすめです。

サイズは、ボールパイソンに合ったものを選びましょう。目安としては、とぐろを巻いた状態で「体全体がすっぽり入るよりも少し大きいくらい」です。

プラスチック製のタッパーを手に入れる
フタの中心にちょうどいい大きさの穴をマジックで書く
マジックの線にそってはさみやカッターで切る。必要があればエッヂ処理をする。
フタをすれば、完成

ボールパイソンがシェルターに入らないときは?

ボールパイソンがシェルターに入らないときは?

ボールパイソンがシェルターに入らないときは、なにかしらの事情があります。たとえば、次のような可能性がないか、検討してみましょう。

  • シェルターのサイズが合わない
  • シェルター内の温度・湿度が気に入らない
  • シェルターの材質が嫌い
  • シェルターの内部が明るすぎる
  • シェルターに糞尿が付いている

もっとも早い解決策として、異なるタイプのシェルターを複数設置する方法があります。

ボールパイソンが好みのものを選べるようにして「本人に選ばせてあげること」です。シェルターが気に入らない場合は、この方法でだいたい解決できます。

温度・湿度・体調・成長具合・光の差し方など、さまざまな要因で好みは変わります。できれば日常から、複数のシェルターを設置しましょう。

豊富なラインナップから好みのシェルターを探そう

本記事の内容を何度も見返して、あなたとペットにぴったりのシェルターを選んでみてください。チョイスを間違わなければ、楽しいペットライフが待っています。

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当ショップでは、70種類以上のシェルターをご紹介しています。彩り・形状・値段もバラバラです。豊富なラインナップから、あなた好みの商品を手に入れましょう。

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