「ボールパイソンの水入れは何を買えばいいか迷っている。レイアウトを邪魔しないデザインの良い水入れを探している。水入れの種類や大きさ、材質について解説してほしい」
ボールパイソンをいざ飼い始めよう!と思ったとき、悩みやすいのは水入れの選択ですよね・・・
そこで今回はボールパイソン飼育者の私がおすすめ商品を紹介します。
さらに水入れの種類、大きさ、材質などの選び方もあわせて解説します。
ペットにとって少しでも快適な空間を作り、なおかつ自分が満足できるレイアウトを自作できるよう一緒に頑張りましょう!
ボールパイソン飼育の水入れのオススメ商品!
レイアウト重視の水入れ
評価項目 | 評価 | コメント |
手入れの簡単さ | ★★☆☆☆ | こまめに掃除できる人なら問題ナシ |
レイアウトのデザイン性 | ★★★★★ | オシャレなレイアウトはこれ一択! |
コストパフォーマンス | ★★☆☆☆ | 蛇の成長やケージのサイズアップに合わせて 買いなおすと費用がかかる |
安定感・転倒防止 | ★★★★★ | 本体の重さ+水の重さで安定感抜群 |
おすすめ商品①「ジェックス ウォーターディッシュ」
ジェックス ウォーターディッシュのポイント
- 岩肌の質感がリアルでオシャレなレイアウトに溶け込みやすい
- 溝や隙間があるので、掃除や衛生管理が面倒
- 蛇の成長やケージのサイズアップの度に買い替えると、かなり費用がかかる。
(この商品は深さが浅いので、蛇が大きくなったら給餌用の小皿に再活用できる)
爬虫類用のウォーターディッシュ(水+エサ)用として販売されている商品です。
ゴツゴツとして岩肌感を出しつつも、爬虫類用としてケガをしないように鋭利な部分がないので安心して使えます。
気持ち浅めの作りなので、シェルター化するのはボールパイソンが幼少期の頃だけかもしれません。
ボールパイソンが成熟して大きくなると、一番大きいサイズでもシェルターには向かないと思います。
購入するときは、
1.シェルター使用を考えるならとぐろを巻いた状態より気持ち大きめのサイズ
(ただし幼少期以降は、シェルターとして深さが足りないので注意してください)
2.シェルター使用を考えないなら適度なサイズ
を選びましょう!
おすすめ商品②「ビバリア バブルディッシュ」
ビバリア バブルディッシュのポイント
- 岩肌の質感がリアルでオシャレなレイアウトに溶け込みやすい
- ホワイト系のモルフ(ボールパイソンの種類)が中に入ると映える
- 深いので、蓋は無いけどボールパイソンがシェルター代わりにすることもある
- 溝や隙間があるので、掃除や衛生管理が面倒
- 蛇の成長やケージのサイズアップの度に買い替えると、かなり費用がかかる。
自分が使っていたので個人的にかなりおすすめの商品です。
オシャレなレイアウトに忍び込ませてもいいし、ペットシーツやキッチンペーパーの上においてもさほど浮かない印象です。
何より深めの作りなので、ボールパイソンがシェルター代わりや体温調整用に潜り込めるのがGOODです。
爬虫類用の商品なので、「ジェックス ウォーターディッシュ」と同じように岩肌に鋭利な部分もありません。
また本体の形状は箱型になっていて、4側面のうち2面が真っ平らなのでケージ内の角に置く前提で作られています。
こちらもボールパイソンが成熟して大きくなると、一番大きいサイズでもシェルターには向かないと思います。
購入するときは、
1.シェルター使用を考えるならとぐろを巻いた状態より気持ち大きめのサイズ
2.シェルター使用を考えないなら適度なサイズ
を選びましょう!
衛生面・手入れの簡単さ重視の水入れ
評価項目 | 評価 | コメント |
手入れの簡単さ | ★★★★★ | さっと洗ってさっと水替えできる |
レイアウトのデザイン性 | ★★☆☆☆ | レイアウトに溶け込むのは難しい |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ | お値段も安いので買い直しても出費が痛くない |
安定感・転倒防止 | ★★★☆☆ | 重さは心もとないが、浅いつくりなので転倒はしづらい。ただし激しく動かれると厳しい。 |
おすすめ商品①「爬虫類用 餌ボウル」
ポイント
- シンプルイズベストな商品
- 取り出すのもカンタンだし、洗うのもラクチン
- 値段もそこそこなので、買いなおしも出費が痛くない(人による)
- オシャレなレイアウトに混ぜ込むのは、それなりに工夫が必要
完全に水入れとして割り切って買うならこの商品がおすすめです。
ボールパイソンの飼育では、シェルター兼水入れとして扱う人が多いですが、水入れ単体の使用も悪くありません。
シェルターの中で休んでいる様子を眺めたいのであれば、水入れはコンパクトなものの方が良いでしょう。
おすすめ商品②「テーブル用灰皿」
ポイント
- 幼少期のボールパイソンであれば、灰皿で十分使える
- 取り出すのもカンタンだし、洗うのもラクチン
- サイズが小さくなって必要なければ、灰皿として活用できる(ちなみにKatは非喫煙者)
- オシャレなレイアウトに混ぜ込むのは、それなりに工夫が必要
- 家にあった灰皿を使えばもはや無料(個人的には嫌だから新しく買いなおすけどね。)
何か代用品はないかなーと探していたら、サイズもデザインも悪くなかったのが灰皿でした(笑)
イメージはよくないですが、新品であれば精神的にも何の問題もありません。
ただし、ボールパイソンが大きくなってきたら、それなりのものを買ってあげることをオススメします。
シェルターの代わりになる水入れ
評価項目 | 評価 | コメント |
手入れの簡単さ | ★★★★☆ | 深めだけど、さっと洗ってさっと水替えできる |
レイアウトのデザイン性 | ★☆☆☆☆ | 大きいのでレイアウトに溶け込むのは無理 |
コストパフォーマンス | ★★★★★ | 激安なので買い直しても全く出費が痛くない |
安定感・転倒防止 | ★★☆☆☆ | 水の量は増えても高さがあるので転倒しやすい。朝起きると、ケージ内の床材がびしょ濡れになっていることもシバシバ。 |
おすすめ商品①「食品用上蓋付き陶器製タッパー」
ポイント
- わざわざ別にシェルターを用意する必要が無くなる
(ボールパイソンが自分から水の中に潜れば、喜んでいるので心配無用です) - 陶器製であれば重みがあるので、水入れの転倒防止になる
- 洗うのが比較的カンタン、手入れもラクチン
- オシャレなレイアウトに溶け込むのは基本的に無理。諦めるしかない。
シェルター代わりとして優秀なのが食品用タッパーです!
なおかつ陶器製であれば、転倒する可能性も低いので安心して設置できます。
ただしシェルター代わりにするのであれば、プラスチックの蓋の中心部に穴を開けなければいけません!
▼蓋の中心部にカッターで穴を空けたもの。〇でも□でもいいよ。
空ける穴のサイズは、ボールパイソンの一番太いところが通れるくらいがベストです。
ただし穴をあけた後は、蓋に穴を開けたタッパーなんてキッチン使用としての再利用は難しそうなので、ボールパイソン用として割り切りましょう!
購入するときは、
1.シェルター使用を考えるならとぐろを巻いた状態より気持ち大きめのサイズ
を選びましょう!
おすすめ商品②「食品用上蓋付きプラスチック製タッパー」
ポイント
- わざわざ別にシェルターを用意する必要が無くなる
(ボールパイソンが自分から水の中に潜れば、喜んでいるので心配無用です) - 値段がとにかく激安。サイズアップしても費用はまったくかからない。
(100円均一ショップのタッパーでも十分です。上の商品は一例なので参考に!) - 洗うのが比較的カンタン、手入れもラクチン
- オシャレなレイアウトに溶け込むのは基本的に無理。諦めるしかない。
個人的に上に挙げた「ビバリア バブルディッシュ」の次におすすめなのが食品用のプラスチック製タッパーです。
ボールパイソンを大量に飼育するブリーダーさんは、手入れや衛生面の観点から、プラスチック製タッパーを使用していることが多いです。
ボールパイソンの成長に合わせて、少しずつ大きいものを買いなおせるお値段や入手のしやすさもメリットですね!
シェルターとして使うには、上に書いたようにプラスチック製の上蓋の中心部に穴をあけてあげましょう。
初心者のうちは、どうにかオシャレなレイアウトにしようと四苦八苦するものですが、最終的に行き着くのはプラスチック製タッパーな印象です(笑)
購入するとき、シェルター使用を考えるならとぐろを巻いた状態より気持ち大きめのサイズを選びましょう!
まとめ
以上、ボールパイソンのおすすめ水入れ!種類、大きさ、材質の選び方も解説でした!
今回の記事のポイントをまとめると以下の通りです!
まとめ
- 素人や玄人関係なしに、自分の飼育スタイルに合った水入れがおすすめ
- どの水入れにもメリット・デメリットがあり、万能な床材は存在しない
- レイアウトで自己満足するだけではなく、ペットの最適な飼育環境を追求すること
水入れはボールパイソンの飼育の必須アイテムです。
これからボールパイソンを飼い始める人は、自分の飼育スタイル(レイアウト重視か手入れのカンタンさ重視かなど)をよくイメージしてから水入れを買いましょう!
既にボールパイソンを飼育している人は、色々な水入れに挑戦して、自分のボールパイソンの個体に合ったものを選択するのも良いですね!