ボールパイソンのおすすめ飼育本(モルフ付き)をまとめてみた

「ボールパイソンを飼うから飼育本を読んで勉強したいけどオススメはどれだろう?モルフがたくさん紹介してあれば、買うときモルフを選ぶのに困らないな。入門用、現飼育者用、マニアック用と分けて紹介してほしい。」

あなたはボールパイソンの知識がどれくらいありますか?

私は少しかじった程度ですが、飼育本を読んでみたらスゴク参考になりました。

特にモルフが一覧で紹介されて網羅してあり、新しい個体を飼いたいときはすごく便利です。

ボールパイソンの歴史や生態、繁殖方法を学べば、知識も愛も深まります。

この記事では、私が実際に読んでみて誰かに読んで欲しくなったオススメ本3冊を紹介します。

3冊のうち、自分に合ったものだけを選んでみてくださいね。

ボールパイソンのおすすめ本3選【モルフ一覧や飼育環境を知る】

おすすめ本①:飼育入門書として最適「ボールパイソンの教科書 (飼育の教科書シリーズ)」

本の概要:ボールパイソンの教科書 (飼育の教科書シリーズ)

本のデータ
タイトルボールパイソンの教科書 (飼育の教科書シリーズ)
著者又は監修者長友 瑞生
出版社笠倉出版社
発売日2020/3/30
ページ数128ページ

個人的評価:ボールパイソンの教科書 (飼育の教科書シリーズ)

評価項目評価特徴
説明の分かりやすさ★★★★★初心者向けの丁寧語によるテンポよい説明
図や写真の多さ★★★☆☆少なくはないが、活字が多め
モルフの紹介数★★★☆☆有名なモルフや人気なモルフはひととおり紹介
オリジナリティ★★★☆☆Q&Aコーナーやエサのコマ撮りなど
情報の網羅性★★★★☆入門書としては十分な情報量

初学者・初心者がまずは1冊選ぶなら、こちらで間違いない言えるオススメ本です。

図やイラストを適度に使いつつ、大事なポイントは抑えてくれているので飼育本としては最適です。

活字が少し苦手な人は、「です」「ます」口調による丁寧語を使った本書の方が読みやすいと思います。

モルフについても、人気のモルフや有名なモルフまである程度は紹介されています。

単純に網羅したモルフ一覧が欲しい方は、この後紹介する「ボールパイソン 完全飼育~」が良いですね。

また初心者が悩みがちな問題も「Q&Aコーナー」を設けて解説しています。

「この本は初心者向けに書いていますよ」、「この本は分かりやすいですよ」とアリアリに分かる内容や構成です(笑)

ボールパイソンを飼い始めたい人、飼い始めたばかりの人は本書がオススメでしょう。

おすすめ本②:圧倒的情報量と多彩なモルフ紹介「ボールパイソン 完全飼育: 飼育、繁殖、さまざまな品種のことがよくわかる (PERFECT PET OWNER’S GUIDES)」

本の概要:ボールパイソン 完全飼育: 飼育、繁殖、さまざまな品種のことがよくわかる (PERFECT PET OWNER’S GUIDES)

本のデータ
タイトルボールパイソン 完全飼育: 飼育、繁殖、さまざまな品種のことがよくわかる (PERFECT PET OWNER’S GUIDES)
著者又は監修者石附 智津子
出版社誠文堂新光社
発売日2018/12/3
ページ数255ページ

個人的評価:ボールパイソン 完全飼育: 飼育、繁殖、さまざまな品種のことがよくわかる (PERFECT PET OWNER’S GUIDES)

評価項目評価特徴
説明の分かりやすさ★★★☆☆文章自体は読みやすいが、図やイラストが少ないためイメージしづらい
図や写真の多さ★★☆☆☆気持ち少なく、大半は活字で構成
モルフの紹介数★★★★★ありとあらゆるモルフを網羅(ただし、発売日(2018年)前まで)
オリジナリティ★★★☆☆モルフが生まれた歴史や丁寧な用語解説
情報の網羅性★★★★★「完全飼育」と名乗るだけあって、中級者向けに網羅した情報量

ボールパイソンの生態、歴史、モルフ一覧、繁殖方法などをとにかく網羅的に知りたい人にオススメです。

「完全飼育」と名乗るだけあって、飼育者からしても新しい知識が大量に詰め込まれています。

それもそのはず、著者の石附智津子さんは「Holly blood reptiles」という団体(又は店)の代表だそうです。

専門家がきちんと知識がギュッと詰め込んだ1冊です。

モルフ一覧用としても本書は機能し、欲しいモルフを探す際の図鑑としても活用できます。

ボールパイソンが好きでもっと知識を付けた人、色々なモルフを知りたい人にオススメです。

詳しい商品レビューは、下記の記事をご覧ください。

おすすめ本③:手軽に読める雑誌「REPFAN vol.1 (サクラBooks)」

本の概要:「REPFAN vol.1 (サクラBooks)」

本のデータ
タイトルREPFAN vol.1 (サクラBooks)
著者又は監修者二木勝
出版社笠倉出版社
発売日2016/5/12
ページ数134ページ(ボールパイソンの解説は25ページ

個人的評価:REPFAN vol.1 (サクラBooks)

評価項目評価特徴
説明の分かりやすさ★★★★☆雑誌なので初心者向けで分かりやすい
図や写真の多さ★★★★☆イラストや図をフンダンに使っている
モルフの紹介数★☆☆☆☆飼育環境メインでモルフ紹介は少ない
オリジナリティ★★★★★Q&Aコーナーや有名販売店・ブリーダー取材記事など
情報の網羅性★★☆☆☆ボールパイソンのページは雑誌内のわずか25ページのみで情報量は少ない

本書はブリーダーや販売店員さんなど、ボールパイソンについて詳しい方に知識の補足としてオススメです。

「REPFAN」は爬虫類専門雑誌で、第1刊についてはボールパイソンの特集を組んでいます。

ページ数は少ないものの、雑誌を読んだ読者がボールパイソンについてひととおり学び、飼育を始めたくなる程度には情報がそろっています。

しかしボールパイソンについて詳しく知りたいのであれば、先ほど紹介した2冊の方がオススメです。

こちらの雑誌は、飼育を始めたくなるような期待とワクワク感をくれるものの、飼育本とは言える内容でありません。

どちらかと言えば、ボールパイソンオタクの人が知識の補足や発売日の2016年当時の盛況を思い出すために購入するのがオススメですね。

雑誌ならではの、ボールパイソンについて切り込んだ内容(昔は子供たちがボールにして投げて遊んでいた、など)を知りたい、ボールパイソンオタクにオススメです。

結局、どれがオススメの本なの?

紹介した3冊についてどんな人にオススメかまとめると下記の通りです。

  • これから飼い始める人・飼い始めたばかりの人:ボールパイソンの教科書 (飼育の教科書シリーズ)
  • ボールパイソンが好きでもっと知識を付けたい人、モルフ一覧図鑑が欲しい人:ボールパイソン完全飼育:飼育、繁殖、さまざまな品種のことがよくわかる (PERFECT PET OWNER’S GUIDES)
  • お金に余裕があるボールパイソンオタク:REPFAN vol.1 (サクラBooks)

本の情報だけで飼育できるの?

「飼育本を買ったはいいけど、これがあれば本当に大丈夫かな?」

この記事を読んでいて、これから飼育を始める人はそんな疑問が浮かんで当然です。

結論から言うと、「本だけでは情報量が足りない」と思います。

例えばボールパイソンが拒食に陥ったとき、慣れていない飼育者は誰もが焦るのに、原因や解決方法の説明が不十分だと感じました。

そこで私は、ボールパイソンが拒食に陥る原因と解決方法について記事を書きました!

また、本では(おそらく権利の関係で)おすすめの商品名を紹介できていませんでした。

だから私の方でボールパイソンの飼育で具体的に必要なものを紹介してみました!

上記のような情報だけではなく、実際に経験してみないと分からないこともありますよね(-_-;)

本に載っていないイレギュラーな事態は、飼育に慣れた人に相談するのも良いと思います。

飼育本では、確かにボールパイソンの知識を網羅的に学ぶことはできます。

しかし、本だけではカバーできない部分もあります。

ボールパイソンの知識は、本・ネット・先駆者の話・経験など色々なところから吸収しましょう!

ボールパイソンのおすすめ本のまとめ

以上、ボールパイソンのおすすめ本・参考書3選【モルフや飼育環境の解説本】でした!

今回は私が実際に読んだ飼育本3冊を紹介しました。

どれも読んでみて新しい発見や知識の吸収に役立ったのは間違いありません。