「ボールパイソンってどんな顔をしているんだろう。怖いのかな?かわいいのかな?それと顔についている「穴」とか何のためにあるんだろう」
ヘビと言えば「毒があって、牙がすごくて、怖いイメージ」を持っていますよね?
残念ながらボールパイソンは、すべて当てはまりません!
ボールパイソンの顔は、ヘビ界屈指のかわいさを持ち、ペットスネークとして人気を誇っています。
本記事では、ボールパイソンの顔について写真付きで分かりやすく解説します。
ボールパイソンってどんな顔?
この節では、我が家のペットの写真を掲載しておきます。
ペットについての詳しい紹介は、下記の記事を参考にどうぞ!
ボールパイソンの正面顔
▼舌先が二股になっている。うちの子は、ひたいに「-」がある(笑)
ボールパイソンの横顔
▼色合いが白系統なのでクリっとした瞳が目立ちます。
ボールパイソンを上から見た顔
▼何とも言えない模様ですね。「-」がかわいい。
ボールパイソンを下から見た顔
▼うろこの細かさと飛び出た目玉が分かります。
※全体的にボケててすみません!キレイに撮り直し次第張り替えます・・・
ボールパイソンのかわいい顔写真
▼水々しい洞窟の中でキリっとした顔がかわいい
▼ずんぐりむっくりな体と正面から見た顔がブサかわいい
▼柱に頭を預けるシチュエーションも相まってかわいい。顔はキリっとしてるギャップ。
ボールパイソンの顔にある隠れた機能「ピット器官」
ボールパイソンの顔の口上部分にある、一見穴が空いているように見えるのものが「ピット」と呼ばれる器官(以下、ピット器官)です。
Wikipediaの方で、詳しく解説してたので引用して紹介します。
ピット器官(ピットきかん、英語: pit organ)は、爬虫綱有鱗目ヘビ亜目の構成種が持つ赤外線感知器官。
単にピット(pit, 原義は「くぼみ」のこと)とも呼ばれる。あまり視覚がよくなく夜行性の種が多いヘビ亜目において、ピット器官を保有することは、夜間見通しが悪い中でも獲物である小型恒温動物の存在を察知することに役立っている。
特にニシダイヤガラガラヘビは他のヘビより優れており、目を覆われても獲物を追跡・捕食できる。これを人間の世界で応用したものが、温度を可視化するサーモグラフィである。
サーモグラフィーとは、物体から放射される赤外線を分析し、熱の高低を虹色で表した画像を作る装置。
ヘビからしたら下記のような視界が広がっているのでしょうか?
▼サーモグラフィ画像。ヘビの視界のイメージ。
ヘビの生態恐るべし。応用した人間も恐るべしです。
つまり給餌するときにマウスを温めると食いつきが良いのは、ピット器官によりエサを発見しやすいからなんですね。
ボールパイソンは視界情報だけではなく、ピット器官による熱情報や臭い情報を駆使していることが分かります。
アルビノなど一部のモルフ(品種)では、目が生まれつき悪い個体もいるので、給餌の際はピット器官を刺激してあげましょう。
「確かに給餌の食いつきが悪いな・・・」と思ってた人は、下記の記事で紹介しているアイテムも役立つかもしれません!
ピット器官をグロい・・・と思うか、かわいい!と思うかはあなた次第ですね。
(個人的にはボールパイソンの顔にそんな機能が!とワクワクするので逆にありですね。かわいい。)
ピット器官は、ボールパイソンの顔の口上部分にある穴のようなもので、サーモグラフィのように獲物や周囲の熱を測ることができる。
ボールパイソンの顔についてのまとめ
以上、【写真付き】ボールパイソンってどんな顔?かわいい?【隠れた機能】でした!
今回の記事のまとめは下記のとおりです。
- ボールパイソンの顔はかわいい!
- 顔には「ピット」と呼ばれる周囲の熱を測る器官がある
- 給餌のとき、食いつきが悪ければエサを温めて、ピット器官を刺激すること
さて、ボールパイソンの顔を見てどんな印象を抱きましたかね?
ボールパイソンには、モルフと言われる品種がたくさんあるので、モルフごとの色合いや模様も異なります。
全体的には比較的可愛い印象ですが、モルフによってはカッコいい寄りだったり、なおさらかわいさに全振りしていたりします。
ぜひあなたも、自分の好きなボールパイソンの顔を探してみてください!